良いもん観たなぁ

6日に大阪で巨大なオレンジ色ことKADOさんが参加をしている大阪ネオンナイツのライヴを観にいった。

この手の音楽は苦手なんだけど、とても楽しめて「観て良かったなぁ」としみじみ思うほど。
正直、メタルという時点で「どうしよう」というのはあったけど、安定したテクニック、カッチリと決まっているバンドサウンド、リラックスして楽しんでいるのがとても伝わるプレイ、そして何よりもそのサービス精神は、苦手なジャンルなのに本当に楽しかった。
ゲストで女性ヴォーカルが出てきたとき、今年の初めに見た勘違いしている下手クソな女性ヴォーカルのハイトーンを聞いてから、ハイトーンを出す女性ヴォーカルは拒絶していたので、ちょっと警戒したけど、ゲストの女性のハイトーンは、耳障りさはなく、音程もとても安定していて格好良いと素直に思える。
一緒にライヴに行った彼女は、私以上にメタルを知らないし聞いてないのに「楽しかった」と満面の笑みで言っていたのが印象的。
KADOさんのプレイを生で聴いてみて、自分が抱いていた「泥棒ではなくリスペクト」をするプレイでとても嬉しかったし、最後のパラノイドを弾いている姿がレズリー・ウェストに見えたほど格好良かったな(笑)
今度は、BluesRockersのライヴが観たいな。

ジャンル

実はジャンルにこだわっているようで全然こだわっていなかったりする。
分かり易く表現するために使ったりはするけど、自分たちのやっている音楽は「ロック」か「パンク」だとしか思っていない。
でも、そう表現をするとストーンズ系のバンドと勘違いされそうなので「サイケでパンクでファンキー」というデタラメな表現をしている。
実際、これはパンクだとかこれはプログレだとか意識をして音楽を聴いていないし演奏もしていない。
例えば、ジャコ・パストリアス、フランク・ザッパ、マイク・オールドフィールドを人によってはジャズ、ロック、プログレと表現するかもしれないけど、私はジャコを聴いたり、ザッパを聴くのであって、ジャンルを聴いている訳ではない。
とはいうものの、某エモ系主婦の友達のサイトに来ていた選民思想丸出しの勘違いしている人に対しては、「プログレ」や「ヘビメタ」といったジャンルで呼んでバカにするけど(笑)
最近、ジェネシスの「The Lamb Lies Down on Broadway」とデヴィッド・ボウイの「Low」、それにダムドの「Strawberries」ばかり聴いている。一見、ブリティッシュという意外には共通項はなさそうだけど、よくよく考えてみても共通項はない気がする(笑)
でも、そのミュージシャンをジャンルで別けて聴いてないし、聴きたいからきいているだけ。
そういえば、随分前に友人と話をしていて「ホワイト・ブルースなんてものはない」と言ったら、友人の顔が疑問符だらけになっていた。だって、白人がブルースを演奏したらロックになったんじゃん。
ジャンルという形式であれはロックだとかこれはブルースだなんて無意味だと思う。
で、なんでこんなことを書き始めたかというと、うちのバンドをある人は「パンク」と言い、ある人は「プログレッシブ」と表現してるから。
いったい、どんな音なんでしょう。教えて下さい(笑)

いいなぁ

聖蹟桜ヶ丘のLoosE Voxで出演者のみ出席可能な鍋パーティーに出かけた。
客だったけど。
体調があまり良くなかったので遅れて店に行ったので観れたのは二組。
一組目は、テルミンにアコーディオン兼ヴォーカル、それにギターとベースという編成。
テルミン奏者の人以外は決して上手くないし、決して目新しさはないけど、音源ないかなぁと思うくらい楽しめた。
また聴きたいなぁ。
二組目はギター2本のブルース。
身も蓋もないことを言ってしまえば泥棒ブルースなんだけど、リズムギターのジャジーでサラッとしたなカッティングとリードギター兼ヴォーカルの粘っこいプレイといいコントラストもよく、それ以上に「俺はブルースが大好きなんだ!」というのが前面に出ているプレイは素晴らしかった。
客を楽しませようというエンターテイメントも忘れていなくて楽しいひととき。
とても満足。
1時間半かけていった甲斐があったなぁと思ったりした。
と、ここまで書いてから気がつく。
本当はこの鍋パーティーで演奏する予定だったけど、こんな凄い面子の前で演奏することになってたの?
チョッピリ冷や汗。

行方不明

いつもお世話になっているMKCさんのライヴを観に行く。
正直、前にライヴを見に来てもらったということもあったので、お付き合い感はぬぐえなかったけど、ライヴを観たら知り合いとかそういう考えは吹き飛んだ。
贔屓目やお世辞抜きでメチャクチャ格好良い。
MKCさんのファンキーでクリーンなカッティング、奥さんの早いパッセージ、綺麗なコーラスを入れながら叩くドラム。
バンドとして10年ぶりのライヴとは思えないほど。

しかも、1時間がとても短く感じるほどステージが楽しそうなので観ているこちらも楽しい。
MKCさんのサービス精神が、客を飽きさせないのかもしれない。
対バンのAKASHICは、決して好みの音楽性ではなかったけど、力の抜けた良い演奏で、ライヴがあったら観に行きたいなと思った。
久しぶりに良いライヴを観たな。

久しぶりに

アマチュアのライブを見にいく。
アマチュアのライブなんて何年ぶりだろう。
目当てはブログなどで交流のあるOさんのバンド。
会場に着いたらセッティングしていたのは、ひとつ前のバンド。
音、演奏、MC全てダメ。
まぁ、本人達は楽しいんだろうけど、見せられている方はたまったもんじゃないっていうレベル。
ヴォーカルがMCで「缶を投げられると思いました」とヌカしていたので、思わず(以下自粛)
思い付く限りの罵詈雑言を浴びせたくなるような、そんなタニシのようなバンドのあとにOさんのバンドが登場。
贔屓目なしで思ったのは「ヴォーカルとキーボードで保っているバンド」。
ひとつだけ素朴な疑問。
ギター2本必要ですか?
大きなお世話でしたね。
生意気な口を利いてごめんなさい。
来年の共演楽しみにしてます。

さくら

水産でも横峰でもなければ、当然ダメな兄貴をもつ妹の名前でもない。
高野健一という歌手の「さくら」という曲が5月23日発売とプレスブログからのメールで知る。

この歌手のことも歌のことも全然知らなかったし、この歌の元になっている本なんて尚更知らなかった。
そんな感じなので適当に歌詞のはじめだけを斜め読みをしていたときは、「あーありきたりのラヴソングね」って感じで、正直「広告記事だし書かなくてもいいな」という程度の扱いで、それっきり忘れていた。
今日来たプレスブログからのメールに記事募集が載っていたので、「そんなに人気がないのか」と思いながら歌詞を読んでいて固まる。
これ父親の娘への想いの歌じゃん!
しかも読みすすめていくうちに嫌になるくらい絶望的な歌詞だとわかる。
ダメだって、最近年を取ったせいか涙腺ゆるみっぱなしなんだから。
最近ではネピアのオムツのC.M.で「赤ちゃん」「アンパンマン」「Sham69のIF THE KIDS ARE UNITED」という組み合わせでも泪を流すような男だぞ。
取り敢えず、歌詞を読んで泪目になりながら記事を書くためというよりも純粋に「曲を聴きたい」という欲求で試聴してみる。
絶望的な歌詞なのに曲のアレンジと歌声が「ふわ」っとして優しい。
それはもう哀歌という言葉を思い出すほど切なすぎ。
ダメだってよ!涙腺開きっぱなしになるでしょ!
試聴しただけだけど、西原理恵子の「いけちゃんとボク」を読んだときのようなそんな感覚に近いかな。
悲しくて切ないけど温かい。
そんな感じ。
ひとによっては「あざとい」と言うかもしれないけど、私は意外と好き。
この歌を聴きながら、自分の姪や甥がいなくなったらこの歌のような気持ちで絶望的なままどうしようもなくなるんだろうなとか、ランディ・ローズのお墓参りに行くとミセス・ドロレスは優しく接してくれるけど、本当は息子のことを思い出させられるのは本当は辛いんじゃないか?とか考えてしまう。
それに親より早く逝ってしまった友人や後輩たちのお通夜の席で、親御さんの憔悴しきった姿を何度も見てきたりしたのを思い出す。
この歌をもし浅川マキが歌っていたら絶望的で嫌だろうなぁ(笑)
取り敢えずティッシュを用意して聴きましょう。

春っすね

最近、T-REXの「The Slider」を聴きながら仕事に行っている。
アルバム全体を支配する歪みすぎなファズの音に仰々しいほどのストリングス、それに真似をしたプリンスだと淫靡なのにマーク・ボランだと何となく可愛い悶えた声。
どう考えても春の昼下がりには似つかわしくない音なのに満開の桜の下を仕事に向かいながら聴いていると、とてもピッタリ。
とくに1曲目の「Metal Guru」は、そのシャッフル特有の跳ねるようなビートと相まって、桜を見ながら聴いていると意味もなく明るい気分になれる。
春は別れの季節だから大嫌いだったけど、こんな気分何年ぶりだろう。
書いていて気が付く。
今年はマークが逝ってから30年目だった。

最近の愛聴盤

このところ毎日ジェネシスの「The Lamb Lies Down on Broadway 」とスティーヴ・ハケットのGenesis Filesばかり聴いている。
私の中でプログレといえばジェネシス。当然、ピーター・ガブリエルがいた頃。プログレの持つ神秘性とかそういうイメージとメロディや曲調が自分の中でピッタリと一致する。
The Lamb Lies Down on Broadway 」のラストの「It」を聴いていると、その後のジェネシスの方向を示しているようで、面白い。考えてみると元々ジェネシスってポップなメロディーなんだよなぁ。「It」でハケットの弾いているテーマとなるメロディーは、凡庸なバンドだったらサビのメロディにするハズなのに、全然そうしていないところが気持ちいい。
Genesis Files」は、ジョン・ウェットン、ビル・ブラフォード、トニー・レヴィンなどクリムゾンなメンバーの参加。クリムゾンの曲をやったら嫌だなと思いながら、ちょっぴりドキドキしてみた(笑)
昨日は会社帰りにアナログで持っているのに「Foxtrot」と「Nursery Cryme」を買ってみたりしている。ついでなのでアラン・ホールズワースのノリにノったプレイが聴けるゴングの「Gazeuse! 」も買ってみたりして。UKのときなんて嫌々弾いているみたいだったけど、このアルバムでのアラン・ホールズワースのプレイはベストのうちのひとつだよなぁ。
こんなことを書いているクセにプログレは本当に苦手。聴くのはカンタベリー系の一部とジェネシスとジャーマンくらい。クリムゾンもイエスもシド脱退後のピンク・フロイドも興味全然ないし、この3つのバンドを聴くのならザッパを聴いていた方がいいかな。
取り敢えず、ちょっぴり病んでます。

20年ぶりに

このところMC5ばかり聴いている。
特にKick Out the Jams のバカバカしいほどのハイテンションと破壊力に今さらながらハマっている。
高校の3年間はBack in the USAのTutti Frutti で毎朝起きてたんだよなぁ。
ダムドもカヴァーしたLooking at Youとかやりたいな。
20年ぶりにデトロイトサウンドハマりまくっている自分が怖い。

我々はビー玉である

20年ほど前にビートたけしが出した詩集「キッズリターン」の中に「我々はビー玉である」という詩が収録されている。

少年は作られたばかりのガラス玉
透明で無垢、光輝で鋭利
しかし、一日一日、大人になるにつれ
小さな傷を負って行く

こんな一節から始まる「ダイヤモンド」ではない「ビー玉」の詩。

シドが死んだと知って一番最初に思い出した言葉。

7日に「狂ったダイヤモンド」と呼ばれていたシド・バレットが60歳で死んだ

私は、シドの「狂ったダイヤモンド」という異名が大嫌いだった。

彼が壊れていったことを美化しているだけで、脆く崩れていった人に対しての優しさのカケラも感じない。シドを虐めて追い出したのは誰だい?そんな言葉や歌で誤魔化すなよ。

彼は決してダイヤモンドではなかった。
彼も所詮はビー玉だったのだ。
細かい傷が付く前に割れてしまったビー玉。

シド、長かったでしょ?
生きながらにして伝説になって辛かったでしょ?

これで心ないマスコミやファンの好奇の目に晒されることもないね。

そしてファンのひとりとして心から言いたい
Mey He Rest In Peace

うーむ

Lou ReedのRock’N’Rollをやろうと思っている。
ハードにドライヴしている「Rock N Roll Animalヴァージョンと

肩の力が抜けてニュー・ウェーヴ系の音になっている「Live in Italyヴァージョンのどっちを元にしようか悩んでいる。

 
どっちも甲乙つけがたいくらい格好良いのと、やっぱりルー・リードって歌が下手(笑)
Rock N Roll Animalは、ディック・ワーグナーとスティーヴ・ハンターの二人のギターがハードにドライヴしているし、「Live in Italyでは、ロバート・クワインのノイジーでイカしたカッティングと痙攣プレイがたまらない。
両方の良いところを合わせられると良いんだけどな。
ちょっとアレンジ考えるかな。

嫌い?

スタジオで急に「Knockin’ On Heaven’s Door’s」をやることになった。曲が終わってから、ちびっ子リーダーに「本当につまらなそうにバラードを弾くね」と言われた。
取り敢えず、その場は「昔どうやって弾いていたか思い出そうとしてたから」と誤魔化してみる。

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このところ

レコードで持っている音源をCDで買い増してる。

買い直しじゃなくて買い増し。

5000枚全部は無理だけど、気に入ったレコードを改めてCDで買っている。

そんなCDの中に18年ぶりくらいにかった山口冨士夫のファーストソロアルバムがある。

「ひまつぶし」

村八分脱退後にエレックレコードから発表されたアルバムで、80年代に入ってからヴィヴィッドサウンドが再発売した。

このアルバムに入っている曲で特に好きなのが「からかわないで」

からかわないで俺のこと
知って欲しくない俺のこと
あくびしている神に祈るよりも
何も知らない俺でいたい
いつも目に映る
いつも耳に聞こえる
全てが俺を騙す。
こんなマンガな世の中で
死ぬ気になんてなれないさ

今もそうだけど、この詞はずっと好き。今の俺を知って欲しくないのに土足でドカドカと上がり込んでくるヤツ。綺麗事を抜かして、結局は俺を裏切るヤツ....そう、全てが俺を騙す。自分を信じるしかないんだよな。

黒人とのハーフとして生まれ、サンダンスホームで育った冨士夫は、戦争という悲劇がなければ決して生まれてくることがなかった。

村八分時代の「クラプトン?10年ギター弾いてりゃ、あれくらい誰でも弾けるよ」などといった過激な発言や、度重なる薬物での逮捕など、そんな冨士夫が大好きだなぁ。

GIRLFRIEND

マシュー・スイートのGIRLFRIENDを聴いている。

ロバート・クワインとリチャード・ロイドが参加をしているアルバム。

二人の共演がないのが残念だけど、ニューヨーク・パンクを代表するテレビジョンとヴォイドイズのギタリストが二人も参加というだけで買いだ。
 
ポップで良い感じにちからの抜けた曲にロバート・クワインとリチャード・ロイドの壊れたギターが乗っかる。聴いていて気持ち良い。特に晩年のクワインの仕事としてはベストになるんじゃないかと思うくらい良いプレイ。

ねぇ、ロバート、そっちでジョーイやジョニーといった懐かしい顔と再会できた?奥さんに怒られなかった?

戻ってきてよ、一杯おごるからさ。

おいおいおい

昨日のトーチュウにQueen来日の記事が書いてあった。

読んでいて倒れる。

「I Was Born To Love You」がヒットしてるって知っていますか?とブライアン・メイに訊いた記者がいたそうだ。

あれはフレディのソロでQueenの曲じゃないぞ。それに何度も書くけど、あの曲で歌われている「You」は男だ。

それにしても汚ねえぇジジイの集団になったなと思いながらジョン・ディーコンはどこだと写真を眺めてた。

リスペクト

スタンダード・ナンバー「Louie Louie」をやろうと思う。

この曲だけのカヴァー・アルバム も出ているくらいスタンダード。しかもキングスメンの曲だと思われているけど、実はリチャード・ベリーという人の曲。
イギー・ポップ・バージョンをベースに仕上げていこうと思う。

この曲をやりたくなった理由は、去年、奥さんのあとを追ってオーヴァードーズで亡くなった大好きなギタリスト、ロバート・クワインが生前のインタビューで「ジャンルを超えたとか言いながら、スタンダードのLouie Louieすら弾けないのはどうかと思うね」という言葉を思い出したから。

ロックという枠からなにひとつ出てないけど、スタンダードなこの曲を演奏することによって、少しはクワインの精神に近づきたい。

イギー・ポップ版の「Louie Louie」は、10年ほど前に出たアルバム「American Caesar 」に収録されている。


このアルバムは、好きな曲が多くて、広告屋時代にいつかCMをイギーで撮りたいと思っていた。どこかに売り込むあてもないく、イタズラ書きのような絵コンテを描きながらバックでかけるのは絶対に1曲目の「Wild America」のサビだよな。なんて思っていた。

話はどんどん逸れるけど、イギーが歌う甘ったるいラヴソングが結構好きだったりする。このアルバムに収録されている「Beside You」は、「Lust for Life」に収録されている名曲「Tonight」と同じくらい好き

最後にフェイドアウトしながらi want to be beside youと、歌っているのを聴いていると、とても切なくなってくる。

無理矢理話を戻すと「Louie Louie」をやることは、私なりの偉大なふたりのミュージシャンへのリスペクト。