今年の初めにダンエレクトロのスプリングリバーヴを手に入れて、無性にサーフミュージックがやりたくなり、バンドのベースから二束三文で売ってもらったフェンダー・ジャパンです。
シリアルを見ると、90年代半ばのもののようです。
買った値段の8倍くらいの金額を投入して使えるようにカスタマイズしました。
とにかく最初は酷い音で、二日酔いのときには決して聞きたくないくらい耳障りな音で、ギブソンに近いコントロールになのと、ブリッジがテレキャスターやストラトと違いレス・ポールのように独立をしていることから違和感なく持ち替えられると思ったら大間違いでした(笑)
ペグは、弦交換の手間暇を省くのと、激しいアーミングに耐えられるようにゴトーのマグナム・ロック SD91-05M HAPM-Niに交換しました。
コントロールは、Jazz Master特有のプリセット・コントロールを取り外して2ヴォリュームにし、プリセット・コントロールを取り付けないので、通常使用する1MΩのポッドではなく、ストラトと同じ250kΩに変更しています。また、ボリューム・ノブにはポイントワッシャーを付けて、レス・ポールと同じようにどれくらいの音量で弾いているか判るようにしてあります。
他にもナットをLSRのローラーナットに変更、ストリングスガイドもローラーストリングスガイドにし、更にブリッジもシャーラーのローラーブリッジと、ペグとテイルピース以外の弦との接点は全てローラー化してあります。
このオール・ローラー化によって、ハードにアーミングをしてもチューニングが狂わなくなったのには驚きました。
ピックアップはセイモアダンカンのSJM-2 Hot For Jazzmasterに変更しています。フェンダー純正のピックアップカバーでは、
ポールピースと穴の大きさが違うため加工が必要です。
余談ですが、ボディに貼ってあるステッカーは、愛媛が産んだ謎のキャラクター「タルト」です(現在は剥がしてあります)