音作り

オーディション参加をしているギターの女の子と最初にスタジオに入ったとき、アンプの使い方が判らないと言っていた。
まぁ、よくある話。
そこで、メールでちっちゃいアンプを持っているのか訊いたところ一応思っているとの答え。取り敢えずそのアンプで、各ツマミの意味や音を理解するようにして、それぞれのツマミを動かしてみて、好きな音を探って欲しいとお願いをした。
うちのバンドに加入か否かは関係なく音作りの基本なので、これが出来ないとどうしようもない。
少しでも多くのことを学んでいってくれれば嬉しい。
ところで、mixiやブログなどを見ていると。音作りを勘違いしている人も多いなと感じたりもする。
本当に勘違いしているなと思うのが、アンサンブルの中で音を出さないでエフェクターをいじって「音作り」とか言っている人たち。
随分前に「音作り」と称して何時間もスタジオに入ってマルチエフェクターのプログラムをやったとか自慢気に書いていた人がいたけど、そんな風に何時間も掛けて作った音が、アンサンブルの中で話にならなかったらどうするんだろうね。時間とお金の無駄だし、「音作り」という言葉と、そのためにスタジオにこもるという行為に酔っているとしか思えない。
ハイゲインのアンプを歪ませまくったうえにディストーションを掛けて、テクニカル気取りの凄い人を見たことがあるけど、部屋にこもって独りで練習をしてきた人らしい何を弾いているのかよく判らない音だった。
似たようなのでは、アンプを使いこなせずにとにかくコンパクトエフェクターを端から見ると無意味に繋げて、良い音がしないといっている人も居たな。
「音作り」って普通は、バンドのアンサンブルや曲調に対して行うことであって、自分の好きな音をただダダ漏れのように作ることじゃないと思うんだけどね。
で、大抵音が一切前に出てこない歪みで弾いていたりするので、アンサンブル的に見ると居ても居なくても一緒だったりしてね(笑)
それに本来はアンプとギターだけでクリーン、クランチ、ハイゲインな音をコントロールできてから、エフェクターを追加した方が、必要な音や効果がよく判ると思うし、エフェクターも最小限で済んだりするしね。
ま、とにかく今は日曜日はスタジオなので、セッション参加中の女の子が、どれくらい頑張ってくるのか結構楽しみ。