これはどうも…

会社の人に数年放置をされてきた1998~1999年製フェンダー・メキシコのストラトのクリーニングと調整をお願いされた。
正直、とてもガッカリな造り。
ネックは太めで、グラスルーツやメインのストラトよりも1ミリほど太いんじゃないかと思う。
ペグ、ポッドなど使われているパーツも安物で、トレモロブロックはグラスルーツにも使われているペラペラの物。
当然、キャビティのザグリも頂けない。
良い点を探すとしたら、フレットの処理とフレットの太さくらい。
しかも、持ったときの感触がフォトジェニックに近いという悲しいオマケ付き。
このクオリティなら、グラスルーツを買った方が、断然良い。
何も知らない人だったら、充分騙せると思うけど、フェンダーに憧れて買った人は相当ガッカリじゃないかと思う。
10年くらい前のフェンダー・メキシコは、8千円以内じゃなければ買う気はしないな。
とはいえ、会社の人にとっては、初めてのギター。このギターしか知らないのなら、その人にとっては、このギターは「最高のギター」だ。そして、「最高のギター」を少しでも弾いてもらえるようにしたい。
取り敢えず3日掛けてクリーニングはしたけど、この丁寧なお辞儀をしているネックの調整は、自分の手に負えそうもない。
でも、オーナーとギターのためになんとかしたいなぁ。