無様

崔洋一が評論家の酷評にブチ切れたそうだ。

以下「シネマトゥデイ」からの引用

http://www.cinematoday.jp/page/N0019964

『カムイ外伝』崔監督がブチ切れ!「ちゃんと観ろ!」と名指しで評論家に宣戦布告
2009年10月2日 10時10分

映画『カムイ外伝』でカムイは、忍びの世界から抜け出し、“抜け忍”として逃亡生活を続ける途中で小さな集落にたどり着く。カムイが漁師の半兵衛の家に身を寄せるうち、半兵衛の娘サヤカがカムイに憧れを抱き、何かとカムイを気遣いはじめる。しかし、サヤカに想いを寄せ、半兵衛からも容認されている漁師の吉人がその様子に激しく嫉妬し、さまざまな愛憎が交錯しだす。

 このくだりを9月11日付けの朝日新聞紙上にて映画評論家の秋山登氏が「(略)仕立てが大味なのが気になる。カムイがサヤカに熱を上げる青年がいるのに気付かない不用意ぶりは解せない(略)」と評したのが事の発端だ。

 これに対し10月1日付けの中日新聞で崔監督は、「秋山さん、本当に映画を観ていたのですか」と映画評論家にいきなり真っ向から挑戦的。崔監督は「カムイと(サヤカを含む)半兵衛一家の夕餉を感情むき出しに覗き込む吉人に、苦渋と違和感の表情を見せるカムイの芝居を明らかに見落としている」と指摘し、秋山氏の「カムイの孤独がさっぱり伝わってこない」との評に、「勘違いしている」とばっさり。崔監督はカムイと同じ抜け忍のスガルとの体を張った対決に、カムイの孤独との戦いを描いたのを読み取っていない秋山氏を非難した。

 しかも、このコラムの最後には、映画配給会社や宣伝に携わる人たちに影響力を持つ秋山氏ではあるがその判断が本当に正しいのか、ともとれる書き方で結んであり、かなり挑発的な内容になっている。崔監督の怒りはこれで収まってはおらず、秋山氏に言いたいことは、次回のコラムに持ち越すらしい。

以上、引用終わり。

なんだかね(笑)

要するにこの相手には伝わらなかったということを認めたくないんでしょうな。

しかし、崔洋一もこういう反論をするなんて無様だな。

映画で全てを語れなかったんだから仕方がないじゃん。この評論家には何一つ伝わらなかったんだから諦めろよ。

前から何度も書いているけど、一度発表したものは本人の手を離れて行く。

音楽で言えば、音源やライヴなんてその最たるもの。本人の思い入れや意図したこととは全然違うところを評価されたり酷評されたりと、本当に様々。

発表してしまった以上、出したものが全てであり、ベストを尽くしていたのならどんな評価でも受け入れられる筈だと思うし、もし酷い評価があってもそれに対して反論は本当に見苦しいと思う。

だいたいボロクソに言われるなんて当たり前。

友人や知人のライヴに行って酷いライヴだったら、ブログには本当にボロクソに書く。ブログ以上にストレートな表現でし本人にも言う。

自分のときだって酷いライヴのときには、おべんちゃらよりも酷評される方がいい。

酷いダメ出しをされたことは過去に嫌になるほどあるし、これからもあって当たり前。

それにまわりを見渡しても音楽に対して真面目な人ほど酷評を受け入れているのを見ているし、その評価に対しての言い訳がない。格好だけで「本当に音楽が好きなの?」と、訊きたくなるようなのに限って、言い訳まみれ。

良い意見しか聞きたくないというので思い出すのが、未だに「ここ10年で最悪のライヴ」と、そのときライヴに行った人たちのあいだで語り草語りぐさになっている。

あまりのつまらなさに知人だったリーダーへ、どこがどう悪かったのかメールで指摘したけど、それがお気に召さなかったらしい。

それっきり返事はないし、その後の言動を見ていると自分にとって気持ちの良い意見以外は聞く耳を持たないようだった。

そんな人がリーダーなので結局バンドは崩壊したらしい。

良い評価だけ欲しかったら、ライヴに出演したり音源を発表するのは止めておいたほうがいい。

良い評価の何十倍も「二度と来ない」「二度と聞かない」という無言の酷評があるのだから。

「無様」への2件のフィードバック

  1. う~~~ん…
    結局、映像として相手に伝える技量がなかったのを、文章で正当化するって下品な行為だと思うんです。
    それに作った本人が「ここはこういう意図でこう撮ったんだから、感じ取れないお前が悪い」ってしまうのは、押しつけであり傲慢そのものじゃないですか?
    徹底的にやり合ったとしても、平行線のままのような気がします。
    批評ではなく批判になってしまっているものが多いのも事実ですね。

  2. あらら。遅コメになりました。まあ、アマチュアの話はおいといて(笑)。
    この件については一度コメントしたいと思ってました。評価は大事です。
    また、この論争、徹底的にやってもらいたいもんだと思ってます(笑)。
    評論家はプロの評価者なので、一般層への羅針盤の役割があります。
    勿論創作者もプロなら、それでお金をもらっていますから、良い機会
    なので、うやむやにせず、公開デスマッチやって欲しいモンです。
    愚作が賞賛されるのも、評論になっていない中傷が支持されるのもヘン。
    プロにしては、今、創作者にも評論家にも甘いですよね、どっちかボコボコになるまで、妥当性を主張して注目されて欲しいと思います。
    だって、一般人が人を裁く時代ですし、私なんぞ、いつも仕事では「何だあいつは!。テメーどういう指導や評価してんだよ、アホ!」とボコボコです・・・(泪)。

コメントは受け付けていません。