大往生

8月13日にレス・ポールが、94歳で大往生した。
ギブソン・レス・ポールの生みの親とか、マルチ・トラック・レコーディング・システムを開発したと言われていたけど、どこまでこの人が発明したかは疑問。
実際、ギブソン・レス・ポールのときには、ストップテイルピースを開発しただけという話を読んだことがあるしなぁ…
とはいっても、ソリッドギターやヘッドレスを試作したのは事実だと思うし、レス・ポールはミュージシャンであって、ネイサン・ダニエルのようなイノベーターでもないし、レオ・フェンダーのような合理主義な企業家でもないので、ギブソンがレス・ポールのアイディアを具現化していったと考える方が良いかもしれない。
それよりもあの年まで第一線で演奏を続けていたことに敬意を表せる。
プレイヤーとして生涯現役を貫けることほど幸せなことはない。
彼の煌びやかなトーンのプレイを聴いていると、レス・ポール本人以外どいつもこいつもレス・ポールの使い方を激しく間違えていると思う(笑)

「大往生」への4件のフィードバック

  1. なんか、お茶目な爺さんですね(笑)
    しかも、その男の子の「おじいさんだった。」という答えもストレートすぎです(笑)
    それにしてもミュージシャンに会えるなんて羨ましいですね。
    私も出来るだけ好きなミュージシャンに会えるように努力をしていますが、外タレは本当に難しいです。

  2. レスポールさんに 会いに行った 男の子が
    知り合いに いまして、レスポールさんの前で
    レスポールを弾いたそうです。(ギターの先生から
    聞いた お話ですが・・・w)
    すると、レスポールさんは 「お前の使ってるピックいいなぁ!
    俺にくれ!」と言って、日本の男の子から ピックをもらったそうです。
    その 男の子に 先生が 「どんな人だった?」
    と 聞いたら 「おじいさんだった。」と 答えたそうです。
    おもわず 笑いました。

  3. 私もあの映画を見ましたが、映画の出来は中途半端でつまらなかったですが、レス・ポールという人物はとても魅力的でしたね。
    レス・ポールが開発したのは、トラピーズ・テールピースだったんですね。
    勉強になります。
    ありがとうございます。
    開発者の意図していない使い方が主流になるなんて、ある意味皮肉ですよね(笑)
    レコーディングとライヴは別物という考えを真っ先にしていた人だとは思いますし、レコーディング技術に関しては、何年も先を行っていた人だと思います。
    そういった発明や発想は、ミュージシャンとして頭の中で鳴っている音をいかに再現するかというのを探求し続けたのではないかと思います。

  4. まさに大往生ですね。
    昨年に「レス・ポールの伝説」という映画を見て、ますますこの爺さんが好きになりました。年齢が年齢なので、ショックとか悲しいとかはあまりなくて、感謝したいという気持ちが一番近いですかね。
    発明家としての側面では、アイデアは持ってたけれど、それを商品化できるところまで持っていったのはギブソンでありアンペックスであったということでしょう。事故で大怪我して演奏活動できなかった頃にいろいろ思いついたみたいです。テープレコーダーにヘッドがもう一個あれば音を重ねられるじゃん、みたいな。もともとラジオ少年だったので、試作品のようなものは実際につくったみたいですけどね。
    ちなみにレス・ポールが特許持ってたのはトラピーズ・テールピースのほうです。
    間違った使い方による新たなサウンドの発見がロックを新次元に導いたってことですね。クラプトンによるレスポール+マーシャルでのオーヴァードライヴとレオ・フェンダーを激怒させたヘンドリックスのアーミング。
    レス・ポール本人もテープの回転速度いじったりして、ギターの音をまるでシンセか何かのようにしてみたりとかやってますね。録音技術が音楽に与える影響みたいなことにいち早く気がついたということだと思います。

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