ξ

昨日は、MKCさんのバンド行方不明のライヴに行った。
率直に言って今までで一番出来が悪くガッカリだった。
一番初めに思ったのが曲順。流れがなくアップ→スローの繰り返しで、ノリきれなかったし、正直ダレた。
また、2番目に出たトリオ△トリオを相当意識したのか、クリムゾンのような曲を演奏していたけど、今までのような軽快なノリの曲で統一した方が良かったと思うのと、今まで演奏していた曲のアレンジを変えてたのは、行方不明の良さを殺していた。
結局、アンコールも含めて11曲をやって一番面白かったのが、突然のアンコールにシドロモドロで演奏していた「プライド」。この曲が一番ウケが良かったように思えるし、今回一番行方不明らしい演奏だった。
演奏自体、客席ではなく別の方向を向いていたとしか思えない。
特にトリオ△トリオの後に出るというプレッシャーもあったかもしれないけど、トリオ△トリオが客席に対してきちんと演奏をしていたことと比べると、喰われて当然だと思うし行方不明ファンとしてはとてもガッカリだったとしか言いようがない。
去年の立川や聖蹟桜ヶ丘のようなライヴを演っていたら喰われることもなかったのにと思うと、行方不明ファンとしてはとても悔しい。
最も印象的だったのが、いつもは楽しそうなMKCさんが、とてもつまらなそうに演奏をしていたこと。このことが全てを象徴していると思う。
他人様の企画にとやかく言うのもどうかと思うけど、敢えて書かせてもらえば今回のライヴで一番気になったのが「客の不在」。
出演者とコンセプトとのギャップや客席の悪い意味での内輪ノリは、ハッキリ言って失敗だったと思う。
生け花やお香や写真の展示は、あのキャパのライヴハウスでは邪魔。
会場が狭ければ狭いほど音だけで充分に楽しめると思うし、客は音楽を楽しみにしているのであって、余分なギミックは必要ないと思う。
ライヴを楽しむのを殺ぐ要素ばかり目立った。
本来対峙しなければならない客に向かないでどうするんだろう?
前座の凡庸なコピーバンドも必要なかった。ガナるだけのヴォーカルにツメの甘いアレンジは聴いていて辟易したし、今回の出演したバンドの中では全ての面で浮いていた。
あの時間があるなら、もっと行方不明とトリオ△トリオを聴きたい。
AKASHICのギターの人のバンドということだけど、AKASHICに専念した方が良いと感じるし、AKASHICと違い二度と見たくないというのが率直な感想。
トリオ△トリオは、演奏のクオリティ、エンターテイメント性、全てが素晴らしく楽しめた。曲はXTCのようにポップで、歌詞がザッパのように下品というのも素敵。
会場にいた子供にウケていたのを見て、心底凄いと思った。
ただ、曲の中に時折入るパロディは、人によっては好き嫌いが別れるかもしれないけど、私としてはアマチュアリズムとして受け入れられる範囲。
これほどAMラジオが似合うバンドも珍しいと思うし、つくづく「音楽はルックスじゃないね」という失礼な感想も抱いてしまうくらいハートを鷲掴みにされ、会場で売っていたトリオ△トリオのCDは全部買ったほど。
それにしても行方不明は前回もそうだけど、前座が最初の立川以外はダメだな…
あ、うちのバンドも前座だった(笑)

「ξ」への4件のフィードバック

  1. 結構キツいことを書いてしまいましたが、ご存じのとおり私は行方不明が大好きです。
    ファンとして贔屓の引きだ押しだけはしたくなかったので、いろいろと書いてしまいました。
    次回に期待していますし、また友人たちも呼ぶので、ぜひ続けてください。

  2. なんか、あれですよ、長さんが草葉の陰から、、”ダメだこりゃ!”って云ってるのが聞こえてきそうですね、、。でも、意見が聞けてありがたいです。なぜか?打ち上げでは”何も言われなかった、、”のです。
    現役時代の同士たちは、沈黙は最悪の証 なのです。だから、そ〜と〜良くなかったんだろうと思います。
    次があるかど〜か解りませんが、とりあえずがんばりたいと思います。

  3. ヒトってトータルな生き物ですね。
    ある要因で、ちょっとバランスがくずれ始めて、そしていわゆる
    「アンバランス・ゾーン」に入ってしまうと‥。
    やはり、プロ・アマ問わず、ミュージシャンにとってライヴは「命」であるはずだと思います。ただそれは常に非常に危うく、また繊細な舞台でもあるとも思います。(ひとつ間違えば‥、的な)
    これが例えば”事務処理作業”みたいなものならば、そのアンバランスの帳尻をあわせたりすることもできるかもしれないけれど、、
    これはプロとかアマとかに限ったことではないとも思います。(そのプロがやっているのが、ギャラの為だけの”処理作業”なら話は別ですが)
    例えば、北京五輪の野球の決勝リーグで、、
    ああ言う国の代表という特別な意義を背負って臨む試合に於いて、
    一度アンバランス・ゾーンに入ってしまった日本の「トップ・プロ」達のプレーが、とたんにアマチュアプレーに見えてしまったのは自分だけではないでしょう。
    今回は、ライヴ以前の事前のマイナス要因?が僅かな綻びを生み、それが本番前に致命的に肥大してしまった(癌細胞のように)結果かもしれません。
    ただ、やり続ける過程の中での一つの”事故”(当然、反省材料や糧にはなると思います)ということでよいとも思います。
    当然「やり続ける」しかないわけですから!!(笑)
    あ、自分のブログで書こうと思ってたことを殆ど書いちゃってた(再笑)
    ほぼ似たのを書くと思います。

  4. 昨日は遠くからお客さんをたくさん連れてきていただいてど〜もありがとうございました。なのに!ていたらくな演奏をして申し分けなかったっす。なんか、こう、、、いや、、云うまい!みっともないから、、。

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